こんにちは。エージーホームの小田でございます。
新築一戸建てを購入するとき、理想のマイホームにするために予算ギリギリになってしまう方が多くいます。
住居を購入するときには、不動産に課せられる税金やメンテナンス費用などの維持費も考えておかなければなりません。
今回は意外と見落としがちな、新築一戸建ての維持費についてご紹介します。
新築一戸建てを購入した際に支払わなくてはいけない主な税金は2つあります。
固定資産税とは、1月1日の時点での固定資産評価額に対して所有者に課税される地方税です。
税率は自治体が自由に決められることになっていますが、多くの市町村は標準税率の1.4%が採用されています。
※税率の上限は1.7%
固定資産税評価額は3年ごとに見直され、平均して建築費用の60%~70%が評価額に設定されます。
郵送される納税通知書を使用し、一括払いか年4回の分割払いかを選んで納税するようになります。
新築一戸建ての場合、3年間までは税額が半額になる軽減措置や住宅用地の土地面積による軽減措置の特例があります。
都市計画税は、市町村が地方税法に基づいて課している税金です。
都市計画事業や土地区画整備事業に充てられており、固定資産税と一緒に納税します。
原則として市街化区域にある土地や建物に対して課税され、こちらの税率は上限0.3%ですが市町村によって税率が低い場合があります。
都市計画税も土地の面積に応じた軽減措置の特例があります。
建物代2000万円、土地代1000万円の新築一戸建てを購入した場合
固定資産税評価額を70%で計算すると下記の様になります。
建物 2000万円×0.7=1400万円
土地 1000万円×0.7=700万円
これに標準税率の1.4%をかけることで
建物 1400万円×0.014=19万6千円
土地 700万円×0.014=9万8千円
この様に固定資産税を求めることができます。
都市計画税は税率0.3%の場合、
建物 1,400万円×0.003=4万2千円
土地 700万円×0.003=2万1千円
実際は軽減措置を適用できる場合があるので少し安く済むこともありますが、この場合は最大で合計35万7,000円を毎年負担する必要があります。
一戸建てのメンテナンスにかかる維持費
次にメンテナンスにかかる費用を考えていきましょう。
一戸建ての場合は、外壁から内部まで全て自分で修繕する必要があります。
外壁や屋根などの外回りはおおよそ10年
浴室やトイレなどの水回りはおおよそ20年
で修理する場合が多いです。
さらに湯沸し器やエアコンの故障、壁紙や床の痛みなども考えられます。
一戸建ての修理は内容によりますが、一般的な内容で50万~150万円くらい費用がかかると覚えておきましょう。
急にいろんなところが壊れてしまうと多額の修繕費がかかってしまい、捻出するのが大変です。
手入れをちゃんとしていても10年、20年と経過すると経年劣化で不調が出てきますので、 日ごろから維持費を蓄えておくようにしましょう。
また、住宅用の火災保険や地震保険も加入することとなるので、毎年平均して1万円~2万円を支払うことも、忘れてはいけない維持費となります。
まとめ
新築一戸建てを購入したら後は住宅ローンの返済だけでは無いと言うことがわかりましたでしょうか。
納税やメンテナンス費用で数十万円、数百万とかかってきますので、こうした維持費の負担も考えて、家計に負担のない購入計画を立てましょう。
不動産屋選びでお困りでしたらエージーホームにお気軽にお問い合わせくださいませ。経験豊富なスタッフがお家探しをお手伝いいたします。
↓↓合わせて読みたい記事↓↓
======================================
AGhome 株式会社エージーホーム
〒186-0003
東京都国立市富士見台2-8-4カスティージョ国立1階
TEL:042-505-9437 FAX:042-505-9457
E-mail: aghome@ray.ocn.ne.jp
======================================