こんにちは。エージーホームの小田でございます。
古き良き日本家屋の象徴とも言える和室ですが、最近の新築一戸建てでは和室がないお家が多くなってきています。
“あれば便利そう”
“本当に必要なのか?”
新築のマイホームに和室が必要かどうか迷われる方もいるかと思います。
今回は和室のメリット・デメリットについてご紹介します。
畳や和室が好きな方はご参考になってください。
マイホームに和室があると使い勝手が良く様々な使用用途に合わせて使うことができます。
マイホームに和室を設けるメリットを見ていきましょう。
来客時にいつでも泊まってもらえるように使える部屋があるのは便利です。
座卓を置いて客間に、布団を敷けば寝室に早変わりします。
畳はクッション性に優れているのでお子さんが転んだ場合、衝撃が吸収されてケガをしにくくなります。
フローリングの場合、クッション性のあるジョイントマットを敷くなどして対策をする必要があります。
お子さんが小さい頃は寝室やお昼寝をするスペースとして使いやすく便利です。
また、つかまり立ちがはじまるとベッドからの落下の危険性が出てくるので、布団で寝かせるほうが落下を防ぐことができて安心ですね♪
続き間和室ならキッチンで料理しながらお子さんの様子を確認でき、育児との相性がとても良いです♪
畳の“いぐさ“の香りにはリラックス効果があり、直接ゴロンと寝転がると何とも言えない気持ちよさがあります♪
冬場はこたつを設置してくつろぐこともできます。
最近ではモダンな雰囲気に合うようなおしゃれな和モダンの和室もあり、洋室の内装とマッチするようなデザインの琉球畳もあります。
リビングと段差を設けて和室を設置すると、空間を広く見せられる効果もありますね。
将来、親御さんと同居するかもしれない場合にも1階に和室があると生活がしやすく使いやすいです。
和室に押入れがある場合は収納がしやすいメリットがあります。
押入れは奥行きが広くて上下にも分かれているので、布団を収納できるなどクローゼットと違った使い勝手の良さがあります。
マイホームに和室を設けた場合の、デメリットについてご紹介します。
畳は汚れに弱いため、うっかり飲み物をこぼしてしまうとシミになりやすいです。
また、障子やふすまもドアより汚れやすいので、張り替え易いものとは言っても手間がかかります。
ペットを家の中で飼う場合はより劣化しやすく、どんな家庭でも和室が合うというわけではないという点も注意しておきたいですね。
・ふすまを使わずに普通の扉にする。
・障子に破れやすい紙を使うのではなく和紙をプラスチックで挟んだワーロンシートを使う。
傷やメンテナンス面を考えると使う素材に耐久性が高い物を選ぶ方が効果的な場合もあります。
最後に畳の張替えのタイミングと方法について簡単にご紹介します。
裏返しの時期:2〜3年使って色あせや傷みが目立つようになる頃
畳表は両面使用できるため、ひっくり返すことでまるで新品のような状態の畳を使用することができます。
表替えの時期:新しい畳を使用してから4~5年後たった頃
既存の畳床はそのまま再利用し、畳表、畳縁を新しいものに交換します。
見た目はきれいになり、いぐさの香りがお部屋に広がりますが、 畳床は交換しないため踏み心地は変わりません。
気になる場合は畳の新調を考える必要があります。
新調の時期:新しい畳を使用してから10年経過した頃
新調の場合は畳表、畳床、畳縁をすべて交換します。
見た目にも新しくいぐさのにおいが広がり、クッション性のある踏み心地の良い畳となります。
※使用頻度によって畳の痛み方も変わりますので、1つの参考としてお考えください。
マイホームに和室を設ける必要性や、メリット・デメリットについて簡単に紹介しました。
マイホームを建てるときに、和室を作っておけばよかったと後悔しないように、ぜひ参考にしてみてくださいね。
エージーホームではお客様のご要望をもとにすごしやすいマイホーム探しをお手伝いさせていただいております。
他にも気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。
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