こんにちは。エージーホームの小田でございます。
一戸建てやマンションの売却をする際、壁紙の破れや傷んだフローリングをどうするか迷ってしまうところです。
補修しなければ売れないかもしれない…
キズがあるから大幅な値下げ交渉が入ってしまうのでは…
と考えられる方は多いのではないでしょうか。
今回は、お家を売却するときのリノベーションについてご紹介いたします。
結論から言うと壁紙やフローリングの傷を補修しなくて良いことがほとんどです。
日常生活でできた程度のへこみや傷であれば、リノベーションまで行う必要はなく、 リノベーションするとなると数十万〜百万ほどかかってしまいます。
壁紙やフローリングの傷を補修すると買主からの印象が良くなり早期の売却が見込めますが、利益が出ない上に時間と労力がかかります。
値引きの方が喜ばれることも多く、せっかく工事をしても排水設備の交換をしたい場合には床の張替えが無駄になることもしばしばあります。
キレイに掃除を行いワックスを掛けることで気にならなくなることも多いので、掃除する程度にとどめて内覧時の印象を良くする工夫をしましょう。
広い範囲のカビや、大きな穴、腐食している部分があるなど、日常生活に支障がある場合は部分的な修繕も検討した方が良い場合があります。
そのままにして値引き交渉を受ける方法もありますが、値引きを前提に売りに出してしまうと足元を見られ、想像以上に安い値段で売ることになる場合もあります。
最低限の修繕は手間がかかりますが、大幅な値引きの材料を減らすことができるのでおすすめです。
リノベーションをしない場合は小さなキズでも買主に対してしっかり伝えた方が良いです。
売却した後に「説明を受けていない傷がある」と伝えていないキズが発見されるとトラブルの元になります。
目立つ・目立たないに関わらず、内覧の時などに必ず説明しておきましょう。
家の売買には「定価」がなく、過去の売買実績に基づいた査定や周辺物件によってある程度の相場価格が示されます。
しかし、その物件は1つしかないので、その販売価格が妥当であるかは最終的には売主・買主双方の気持ち次第となります。
例えば、販売価格5,000万円で中古マンションを売却するとき
買主から「4,700万円で購入したい」と交渉が入り、最終的に4,800万円で売買契約が成立したとします。
この場合、交渉額の半分よりも大きい200万円値引いた形になり、買主としては満足感が高い結果となります。
これが最初から販売価格4,800万円だった場合、4,800万円で契約という同じ結果でも買主様の満足感は全く違ってきます。
値引き交渉が有効に働く中古物件の売買では、補修にお金をかけるより交渉幅として考えておいた方が良いと言えます。
お家を売却する際の壁紙や床の傷についてご説明いたしました。
必ずしもリノベーションが必要ではなく、必要に応じて直すと良いでしょう。
売却後トラブルがないように、買い手の満足感を考えて売却準備を行いましょう。
エージーホームではリフォームや売却相談も行っておりますので、お気軽にお問合せくださいませ。
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